おひさまとともに

農家デビュー!おいしく安心安全な野菜を作りたい。農業そして、社会福祉士としてたまに(障がい)福祉についても考える。

コロナ禍という難しい時代

 出口が見えない新型コロナウイルス感染症。コロナ感染者の増加。蔓延防止措置や緊急事態宣言によって飲食や旅行業界が苦境を迎えている。ワクチン接種が半年後前よりも進んできたが、以前として難しい状況が続いている。

 もちろん私も他人事ではない。農業生産者にとっても飲食や旅行業界が動いてくれなければ、良品野菜をつくっても売れない状況が現実的だ。

 昨年の大根がまさにそうであった。

10月から出荷が始まり、本来は12月上旬まで出荷できるはずが、コロナによって飲食店が休業。緊急事態宣言によって完全に人流も途絶え、大根出荷が11月に入ると直ぐに出荷停止となり、大量廃棄となった。収穫予定の畑には無惨に切り落とされた大根がたちが並んだ。畑は真っ白になってしまった。

そんなことを思い出しながら今年も大根の種を蒔いた。

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売れるのか。昨年と同様か。

答えは分からないが、どちらにしろ生産者は作らなければならない。

 また、今の時代自粛モードでお家時間が増え、外出も控える中、ネットでの買い物が増えている。

これから。いや、もう始まっているかもしれないが、これからの農業はネット時代になっていくと思う。

 コロナ禍は、本当に我々の生活スタイルを変化させている。

最近こんな記事を見た⬇︎

https://news.yahoo.co.jp/articles/0bef6d81551bf3dbeede134d5aa5de8d326386c4

 まず、学校に行く機会が減り、お家時間が大幅に増えたことだ。子どもたちがしっかりとした食事が摂れていないという結果だ。

学校に行かない=給食なし。

給食は栄養士がしっかりと考え、バランスよく栄養がとれるように提供されている。週5日食べていた給食がなくなり、お家で好きなものを食べる。なんて生活が続いているように思われる。

こういった食に関する問題も出てきている。

せめて、給食を弁当にして週5とはいわず、週3あたりで配ってみるのもいいと思う。それこそ食育で、自治体が考えてみるのもいい。

 

 

 さて、大根たちには、最後まで頑張ってもらいたい。

売れることを信じて。

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コロナ禍でも頑張っていくしかない。