おひさまとともに

農家デビュー!おいしく安心安全な野菜を作りたい。農業そして、社会福祉士としてたまに(障がい)福祉についても考える。

「接木」という技術習得

 今回は、すいかを作付けする上で、まず、重要となる「接木」をご紹介します。

字の通り、木を接ぐ(くっつける)ことを意味します。これをなぜするか??以前、メロンの特集でご紹介しましたね↓↓

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[ 接木 ]

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冬瓜を台木にすると病気に強くなるとのこと。

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 なので、接木という技術を用います。メロン同様に、すいかにもこの台木を使用します。

ただ、接木という技術は繊細で、神経を使います。

 

○実際、先輩農家さんに教えていただきました↓

 

1. 冬瓜の芽とすいかの芽を準備

【冬瓜】

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【すいか】
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2. 両方の根を切る(断根)

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写真ありませんが、すいかの芽も断根します。

断根後、すいかの芽をカミソリ等で削り、先を尖らせます。

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3. 先が尖った棒(竹串等)で冬瓜の芽を摘除して、差し込む

そして、空いた穴にすいかの苗を差し込む

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こんな感じで、合体しました!

 

 

◎接木をやってみて

接木自体をやる人が少なくなってきているが、この伝統技術は大切にしていきたい。繊細作業だが、連作障害改善や耐病性に優れた苗が作れることは、何か薬剤をかけるよりスイカや冬瓜という作物にとってもよい。ぜひ、接木技術を活用すべきかなと。

非常に理にかなうやり方である。フムフム

 

一応技術習得できましたー!!

ん、、、まだまだ練習しないとね。^^;

目指せ成功率90%以上!