麦を刈るはずが…
麦の収穫のため、畑に出たところ見事に麦が雑草にやられていました。
5ha(ヘクタール)程ある麦畑が1haも収穫できませんでした。5haという大きさは、m2(平方メートル)にすると10000m2となります。つまり、100m×100mの面積ということで、5haはその畑5つ分の面積となります。
そんな5haという広い畑が雑草にやられてしまい、みんなショックを受けました。同時に雑草の強さには驚かせられました。
半月前にはそこまで伸びてなかった雑草も最近の30℃近い気温と雨の影響で急激に伸びてしまいました。⬇︎
麦なんて見えない。このありさまです。
この雑草をよく見ると赤い花をつけているのが分かります。
これは、何なのか調べたところ「タデ(蓼)」という植物であることが判明しました。
タデはタデ科イヌタデ属で、現在は8属程あるという一年草です。世界中で見られ、背が高く、小さい花を咲かせるのが特徴で、実際に2m、3mクラスのものもありました。
タデは、「タデ食う虫も好き好き」ということわざがあるように、タデには辛味があり、その辛味を好んで食べる「タデ虫」と呼ばれる虫だけしか食べないことから生まれたことわざです。
タデ虫のように辛味があるものが好きなように、人も辛味や苦味があるものが好きという人もいる。人の好みもそれぞれということですね!
また、タデは刺身のツマにも使われる紅タデがあり、辛味が特徴で殺菌・抗菌作用で刺身が傷んだりするのを防ぐようです。その他に、調味料や香辛料として使われています。
さて、このタデをなんとかせねば。といことで、麦の収穫を断念しタデごと刈ってしまうことにしました。残念ですが…。⬇︎
バロネスという機械で刈り上げます。
ここは来年ジャガイモ畑になるそうです。キレイに刈り上げて、0からのスタートです。この後ロータリーをかけて土作りをします。
さて、頑張ろう!