苗床づくり①
ビニールハウスが完成し、「苗床」づくりに取りかかりました。苗床は、この時期には必要不可欠です。ハウス内は確かに暖かいですが、夕〜夜間〜朝は、ハウス内でも温度が下がります。
そんな、寒暖差をなくし、温度を一定に保ってくれる育苗ハウスは苗づくりにはもってこい。そして、自分で種をまき、育苗することで、苗を購入するよりも安上がり!経費削減にもなってきます!
それでは、苗床づくりの手順をご紹介します↓
苗床づくり
1. 穴掘り
まず、苗床のサイズ(寸法)を測ります。ビニールハウスに対して、どのくらいのハコをつくるかイメージします。
深さは15〜20cmほどで、平らになるようにひたすらに掘っていきます。なぜ平か?というと、凸凹だと、日•水•風も均一に当たらなくなってしまうからです。穴を掘ったら踏み固めます。
久しぶりのスコップ作業は、筋肉痛の気配が…汗
2. 断熱
穴が掘り終わったら、地面からの冷気を防ぐため、断熱材を敷き詰めます。発泡スチロールやもみ殻が適しています。
もみ殻も手に入れました!
3. 囲い
囲いは、発泡スチロールや木材で作ります。木材の方が安定するし、強度もあるので、どちらかとえばオススメです。
今回はこの辺で!
次回は
4. 農電ケーブルを敷く
です。
独立就農‼︎
実は私、年明けと共に新規就農、つまり、独立して農家になりました!
しかし、まだ作物は作っておりません。作物を作るまでの準備に追われております…汗
〈 準 備 〉
1.種をまく
2.苗を作る
3.畑を耕す
4.資材等で植え付け準備をする
(マルチ張り、トンネル作り等)
5.定植する
定植するまでには、様々な段取りがあります。
1の種をまく、2の苗をつくる(育苗)は、作物の種類や植え付け時期によりますが、この冬から春にかけて(1〜3月頃)は寒気で育苗が特に難しい時期にあたります。
そこで、苗床と呼ばれるビニールハウスが必要となりますが、ビニールハウスは業者にお願いすると、結構いい値段になります。
なので、「自分で作ろう」と考えたわけです。幸いにも前職の農業法人が使用していないハウスパイプがあったのでいただきました!ありがとうございました!
youtubeや本、近所のビニールハウスを参考に、見様見真似で何とか完成!設計図なし、頭の中で考えながら少しずつ作り上げました…疲
ざっと、こんな感じです。
独立後はじめての仕事がビニールハウス作りでした!ビニール張るのが一番難しく、ピンと張れませんでした…。次回ビニール交換の時はもっとしっかり張りたいなと。
ただ、ビニールハウスって本当に部品が多い…。何回ホームセンターに行ったやら…苦笑
このビニールハウスは、育苗ハウスとします。
ビニールハウスが完成したからと言って、育苗はまだできません。ここからさらに、苗床を作ります。
まだまだ汗かくぞー!
農電ケーブルを張り、電気で苗を温かくして温度を一定に保ちます。苗床があれば、寒い時期にも苗が作れるというわけです。頼もしい!
苗床は、次回ご紹介します!
2022年、頑張るぞー!
2021〆
今年も本日12月31日をもって終了です。
そして、明日から2022年幕開けです!
最近は、就農するための準備でブログを疎かにしてしまったm(._.)m
さて、今年を改めて、振り返ってみれば、ガラッと変化した1年だった。
波があった1年であったけど、やるべきことはできたかなと↓
①農業をはじめた(農業研修)
②フォークリフト免許取得
③社会福祉士合格
④大型特殊免許取得
⑤農地の獲得
などなど、資格を含めて色々なことに挑戦できた。何より、独立就農する道ができたことが大きい。
そして、1年間お世話になった農業法人の社長、一緒に働いた方々、技術指導していただいた先輩農家さんたち、色々な方に支えられました。本当にありがとうございました!
2022年は、「着実に」をテーマに頑張っていきます!
それでは、良いお年を〜
(*来年年男です)
いざ、ブロッコリー収穫!
最近は朝晩寒くなり、寒暖差が大きくなってきました。風邪も流行ってくるので、体調管理を十分に整えていきましょう。
さて、久しぶりの更新となりました。
今回はブロッコリーの収穫方法をご紹介します。
こちらがブロッコリー畑です。
こんな感じで、葉の中にブロッコリーができます。
横から見ると茎がしっかりとしているのが分かりますね。
さぁ、収穫していきましょう!
① 包丁を用意して、まわりの葉を切り落としていきます。
この時に、ブロッコリーの花蕾を傷つけないように気をつけましょう。
② 次に茎を切っていきます。
茎は硬く、太いのでやや力を必要とします。
とりあえず、どんどん収穫します。
③ 最後に、収穫したブロッコリー達の茎から出ている花柄をカットして収穫終了です。
とにかく、ブロッコリーは暖かくなったり、寒暖差が激しくなると花が咲いてしまいます。
収穫期は短いのでタイミングを逃さず収穫しましょう。
こんな感じに黄色い花が咲きます。
全部咲いたらキレイですけどね。
咲いてしまったら観賞用にしてもいいかも!
以上、ブロッコリーの収穫方法でした〜
sweetsが食べたい
最近、毎日8時間、ずっと大根収穫をしている。そんな日々を過ごしています。
屈んで、抜いてのスポーツのような大根抜き。とても忙しいが、実際、充実しています!私自身、常に何かしていたい人なので、ある程度忙しいのは好きなのかもしれません(笑)
ただ、仕事が終われば、お腹が空いていて、確実に低血糖状態…。大根抜きでカロリーが消費されてしまっている。
そんな時は、「sweets(甘いもの)が食べたい!」
と脳が欲しています。
なので、サツマイモを使ったサツマイモケーキを作りましたー⬇︎
仕事終わりに、甘いものは最高ですよ!
(写真に半分しか写っていないのは、写真撮る前に我慢できず、食べてしまったからです…。後悔)
とはいえ、至福の時間でした!
ちなみに、今回のsweetsは、家庭菜園で作りました紅はるかです!
ごちそうさまでしたー
農業+福祉4
今回は、福祉について。
まず、このニュースを取り上げたい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b755f373ef1045e07f88672e81f1d1dbae2e25bb
知的障害者が利用する施設で、暴行による虐待があり、職員2名が逮捕されたという事件だ。
まだ、こんなことをする人がいるのは、残念で仕方がない。しかも40代と50代…。
知的障害のある方との接し方は、前職での経験でかなり難しいことは私にも解る。当たり前が通用しないからだ。
ただ、虐待は絶対に駄目だ‼︎
平成23年に「障害者虐待防止法」が制定され、翌24年に施行された。もう、10年も前だ。定義としては、虐待によって障害者の権利や尊厳がおびやかされることを防ぎ、虐待の早期発見や、虐待を受けた障害者や養護者への支援を推し進めるための法律であるということです。
さらに、虐待の類は以下のように分けられる。
1. 身体的虐待
殴る・蹴る
食べ物を無理やり口に入れる など
2. 心理的虐待
侮辱・怒鳴る
仲間外れにする 子ども扱いする など
3. 性的虐待
性的行為を強要する
キスをする 裸にさせる
4. 経済的虐待
本人の同意なしに貯金・財産を使う
日常生活に必要な金銭を渡さない など
5. ネグレクト
食事・入浴させない 無視
必要な医療・福祉を受けさせない など
5つの虐待に分けられる。障害者等の施設で働く職員は常に頭に入れて行動してほしい。何度も繰り返すが、虐待は絶対駄目‼︎
今回の事件は、暴力を繰り返すうちに、問題が悪化してしまったように思われる。何があっても冷静でなければならない。また、同じ職場で働く仲間は、以下のことも常に考えてほしい。
「虐待を見かけたり、気がついたら、すみやかに(絶対に)相談・通報する」こと。
つまり、通報の義務があり、これが人の命を救うことになる。
今回のような事件が増えないことを願う。