おひさまとともに

農家デビュー!おいしく安心安全な野菜を作りたい。農業そして、社会福祉士としてたまに(障がい)福祉についても考える。

農業+福祉4

 今回は、福祉について。

まず、このニュースを取り上げたい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b755f373ef1045e07f88672e81f1d1dbae2e25bb

知的障害者が利用する施設で、暴行による虐待があり、職員2名が逮捕されたという事件だ。

まだ、こんなことをする人がいるのは、残念で仕方がない。しかも40代と50代…。

 知的障害のある方との接し方は、前職での経験でかなり難しいことは私にも解る。当たり前が通用しないからだ。

ただ、虐待は絶対に駄目だ‼︎

平成23年に「障害者虐待防止法」が制定され、翌24年に施行された。もう、10年も前だ。定義としては、虐待によって障害者の権利や尊厳がおびやかされることを防ぎ、虐待の早期発見や、虐待を受けた障害者や養護者への支援を推し進めるための法律であるということです。

さらに、虐待の類は以下のように分けられる。

1. 身体的虐待

 殴る・蹴る

 食べ物を無理やり口に入れる など

2. 心理的虐待

 侮辱・怒鳴る

 仲間外れにする 子ども扱いする など

3. 性的虐待

 性的行為を強要する

 キスをする 裸にさせる

4. 経済的虐待

 本人の同意なしに貯金・財産を使う

 日常生活に必要な金銭を渡さない など

5. ネグレクト

 食事・入浴させない 無視

 必要な医療・福祉を受けさせない など

 

5つの虐待に分けられる。障害者等の施設で働く職員は常に頭に入れて行動してほしい。何度も繰り返すが、虐待は絶対駄目‼︎

今回の事件は、暴力を繰り返すうちに、問題が悪化してしまったように思われる。何があっても冷静でなければならない。また、同じ職場で働く仲間は、以下のことも常に考えてほしい。

「虐待を見かけたり、気がついたら、すみやかに(絶対に)相談・通報する」こと。

つまり、通報の義務があり、これが人の命を救うことになる。

 

今回のような事件が増えないことを願う。