農業+福祉3
相模原市にある障害者支援施設「津久井やまゆり園」の事件から5年が経った。
この事件では、知的障害者の入所者19名の尊い命が奪われた。あれから障がい者に対する偏見や差別はなくなったのだろうか。犯人は事件後も「障がい者は不幸をつくる」「障がい者は無意味だ」と発言を繰り返していた。いわゆる優生思想。残念でならなかった。
この日以来、神奈川県では7月26日から8月1日までを「ともに生きるかながわ推進週間」とした。障がいの有無に左右されない、障がいがある人もない人も共に生きる平等社会を忘れてはならない。そして、この事件を風化させてはならない。そんな思いが込められている。
7月20日には、モニュメントが設置された。
犯人は、障がい者の不要論を常々話していた。
私たちは今後も、それが明らかな間違いであることを証明し続けなければならない。
「障がい者への理解」「共生すること」をテーマに動き続けたいと改めて思った今日でした。