おひさまとともに

農家デビュー!おいしく安心安全な野菜を作りたい。農業そして、社会福祉士としてたまに(障がい)福祉についても考える。

サツマです

 さつまいもは今の5〜6月上旬が植えどきで、私はさつまいもの苗の管理から携わっています。

 昨年収穫したさつまいもを土の中で貯蔵し、掘り起こしました。

f:id:renkeinotofuku:20210506123018j:image

 ちなみに品種は「紅はるか」「紅あずま」です。

その違いを簡単に言うと、

「はるか」ねっとりしっとりした食感で、

「あずま」ホクホクした感じの食感です。

ねっとり派?ホクホク派?なんて言われていますね。

 

 そして、さつまいもをきれいに並べて、最後に土をかけます。

f:id:renkeinotofuku:20210506122446j:image

 さつまいもの苗作り。初めて経験しますが、できると感動しますね!⬇︎

f:id:renkeinotofuku:20210506122004j:image

 こんな感じで、さつまいも自体が見えなくなるくらい葉が生い茂り、順調に苗が仕上がりました。

f:id:renkeinotofuku:20210508201014j:image

 そこから伸びた苗を切り取ります。

 

◎いざ定植

f:id:renkeinotofuku:20210506121743j:image

 定植方法には主に「船底型」「垂直(斜め)型」があります。他にも水平型などあるようですが。

 まず、船底型ですが言葉どおり船底のように植える方法です。特徴はさつまいもを多く収穫できること。ただし、さつまいも自体が少し細くなると言われていますが、数ができるので増収が見込めます。

[船底]

f:id:renkeinotofuku:20210509201110j:image

 続いて、垂直型(斜め)型ですが、こちらは数は少ないが大きいさつまいもを作るのに適しています。重量のあるさつまいもを作りたい方におすすめです。

[垂直斜め]

f:id:renkeinotofuku:20210509201118j:image

 

◎さつまいもの機械化

 さつまいもの植え付け機で、メーカーさんから借りたものです。

苗を並べて、あとは前進していけば自動的に植えてくれます。機会を動かしながら歩き、手で苗を1本ずつ並べるだけなので身体的にかなり楽でした。

f:id:renkeinotofuku:20210508201313j:image
f:id:renkeinotofuku:20210508201316j:image

メーカーさんも色々と試行錯誤し、改良を重ねたとのこと。

まだ改良余地はあるとか。

 

◎さつまいも苗のススメ

 さつまいもは育てやすい作物で、プランターでも育てられるし、ほとんど管理は必要としません。収穫後も長い期間貯蔵できるのもメリットです。(甘みも増しますし)

f:id:renkeinotofuku:20210510200524j:image

こちらはスイートポテトです!さつまいもはデザートにしてもいいですね。

さつまいもの甘さがよく出ていました○

 

 さつまいもを育ててみたい方は、ちょうど今の時期にホームセンター等で販売していますので試してみる価値あり!